■メンテナンス作業は?

ジェットフォイルは主機関にガスタービンを使用し、また、本船の頭脳ともいうべきACS(自動姿勢制御装置)を搭載しています。その他にも、フラップ駆動用の油圧アクチュエータなど、航空機の技術が多く導入されていますので、通常の高速船とはそのメンテナンスの要領が異なります。
 しかし、川崎造船での座学教育のほか、川崎造船から派遣される技術者が適切なアドバイスをするため、極めて短時間でメンテナンス作業を軌道にのせて熟練状態に入ることができます。ジェットフォイルのメンテナンス作業の一端を示すと、次の通りです。
(1) 熟練度や技量により異なるために一概にいえませんが、 一般的には毎日運航終了後、ガスタービン回りや油圧系統を中心にメンテナンスが必要となります。
(2) メンテナンスを行なう項目については、「タスクカード」と呼ばれる整備項目リストおよび「メンテナンスマニュアル」に則って作業をすることになります。また、川崎造船の技術者が必要なアドバイスを行ない、船主殿のメンテナンス要員が早期に熟練に達するよう協力します。